2016.05.13

ゲーム開発会社 デベロッパに朗報! Appstoreの審査時間が短縮

Mobile applications and internet concept長かった審査期間

ネイティブアプリが隆盛を極め、複数のアプリ事業者が自社のアプリをリリースするために通らなければならない難関。それが、AppstoreやGooglePlayへの申請です。もともとAppstoreとGooglePlayでは審査期間に大きな差があり、GooglePlayが早ければ1時間〜26時間ほどで申請完了するのに対し、Appstoreは平均して4日ほどかかるため、その仕様はアプリデベロッパー泣かせでした。なぜこんなにも時間がかかるのかというと、Appstoreは今まで人力でアプリの申請検収を行っていたようなのです。画像の適性やバグ、仕様と違う挙動など、リジェクト理由もさすが人力で検査がされているだけあって細かく、特に女性キャラの露出表現などでは判断基準が厳しく、悩まされた事業者の方も多くいらっしゃったことと思います。

あまりに遅いのでAppstoreのリアルタイムな申請時間を表示するサービスも出てきたり、リジェクト対象をAppleが直々に発表したりと、早くリリースしたい事業者と厳格なApple審査の思いは長らく平行線のままでした。

iphone6s-gallery2-2015それでもiOSで出すメリット

そんなに審査が長かったとしても、iOSでアプリをリリースしたい理由は、やはりメリットがあるからです。2015年の第1四半期では日本のユーザーの45.1%がiPhone、52.3%がAndoroidユーザーだという発表があり、ほぼ同数の比率で拮抗しています。少し古いデータですがニールセン株式会社による「スマートフォン・メディア利用実態調査レポート(2012年6月版)によると、1ヶ月以内に5個以上無料アプリをダウンロードした人の割合は、iPhoneユーザのほうがAndroidユーザより高いそうなのです。また、Androidは多種多様は機種が各社から出ていてハードウェアにバラつきがあるのに対し、iPhoneはどの機種でもハードウェアはiOSなので端末による違いが出にくく、アップデートもしやすいという特徴があります。このため、リリース後の運用や維持・保守の工数と維持費はiOSの方が有利なのです。開発段階でも、デバッグや検証を行う短髪が多ければ多いほどお金がかかってしまうため、Androidに比べてiOSは平均して30%の開発費カットが見込めるそうです。

開発会社側から見たら、開発のしやすさやコスト面でもiOSで開発を行い、Appstoreでリリースする方が有利です。また、iOSだけでなくAndroidも同時開発してリリースすることが多く成ってきましたので、やはりiOSでのリリースに於いて、リジェクトも含めた審査時間がかかるということがネックになっていました。

pixta_17572722_M5月に入って急激に審査が早くなったらしい

Weiphonの記事によれば、今年5月になって一気にAppstoreの審査時間が短くなったようで、現在の平均審査期間は24時間ほど。実に3日ほど短縮されました。Androidの審査期間と遜色なくなってきたので、あとはリジェクトさえ気をつければタイムリーな同時リリースも実現可能です。人的な審査でなくなったのか、審査人員を増員したのかは不明で、さらに審査対象のアプリが増えた場合はまた時間がかかるようになってしまう可能性は否めませんが、デベロッパのみなさんは今がチャンスです。話題性も大きく影響してくるアプリリリース。流行の波に乗っていくことが必要なアプリ業界には大きなプラス要素になりました。

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PROFILE

大山 莉加 執行役員

大山莉加

ラクジョブ運営会社ビ・ハイア株式会社のBLofBLにして、千葉出身の東京都港区民。肉食系女子に見せかけたBL。BL好きのコスプレイヤーと思いきや日本で最もアニメゲームマンガ業界の案件情報、ビジネスマッチングに優れてるのでは・・・と思わせる情報量。彼女のおかげで倒産の危機を乗り切ったり、突然ラインが空いた!!という悲劇を乗り切ったアニメゲームマンガ業界の社長も多い。