2016.04.04
アニメ 制作進行求人募集 ブラック?安心してください、合法で正社員ですよ。正社員として勤務できる制作進行特集
アニメ業界はブラックだと言われて、すでにその認識は一般にまで浸透するようになってきました。昨年5月、くみかおる氏がシノドスで発表した「なぜ若者は遣い潰されるのか――日本のアニメはブラック業界」が、アニメ業界人を中心に物議を醸しました。この記事に関する賛否についてはあえて触れませんが、そもそも「ブラック企業」というものに関しても明確な指標があるわけではありません。Wikipediaによれば
(引用)
ブラック企業(ブラックきぎょう)またはブラック会社(ブラックがいしゃ)とは、広義としては暴力団などの反社会的団体との繋がりを持つなど違法行為を常態化させた会社を指し、狭義には新興産業において若者を大量に採用し、過重労働・違法労働によって使いつぶし、次々と離職に追い込む成長大企業を指す。
(引用終わり)
ということなので、そもそもこれに抵触する企業は違法なので、取り締まられて然るべきですし業界全体にそういったものが蔓延しているとしたら摘発されるべき事案です。もし、アニメ業界が本当にブラック企業なのだとしたら今頃大規模摘発が行われているに違い有りません。
労働基準法を読んだことが有る人はどのぐらいいるでしょうか?前述の「違法労働」というのはつまり、労働基準法に反しているという意味です。そのため、違法かどうかというのは労働基準法の中身を把握していないとジャッジできません。しかし、実際のところブラック企業問題に関してはその会社のどこに労働基準法違反があるのか、など明確な内容に関してはほとんど議論されず、個人の感覚や気持の部分において「つらい」=「ブラック」と見なされていることの方が目立つように思います。ラクジョブで扱っているようなアニメゲーム漫画の職種は、日本社会全体でいうと「新興産業」の部類に入りますので、当然のことながら老舗大企業とは違い、安定性は△です。そのため、これから伸びていくに当たって社員一丸となって時間と労働力を投下していく必要があります。その業界全体の構図を分かった上で身を投じる必要がそもそもあるわけで、その上で労働法もしっかり守り、合法の範囲内で頑張っていくことが健全に伸びていく企業に求められる部分です。働く個人に労働法の知識が無ければ、自分で自分の身を守ることもできなくなってしまいますし、法律と個人のがんばりの線引きをしっかりできるようになることが社会人として最低限求められることです。「労働基準法」で調べればすぐに文面も出てきますので、これから働く人達は目を通しておくことをオススメします。
その上で、アニメ業界は?
労働基準法の最低限の知識を頭に入れた上で再度アニメ業界の状況を見てみましょう。アニメ業界は制作進行以外ほとんど個人事業主で構成されています。そして、労働法が守る対象に個人事業主は入っていません。そのため、アニメ業界がブラックだとするのはいささか筋違いです。契約は対等なので、個人事業主の契約をする際脅されるなどでない場合自ら労働法の管轄外の仕事を選んだと言うことになります。アニメーターになりたいなど、正社員以外の契約体系の職種を希望している場合は、個人事業主の持てる権利や働き方について調べておく必要があるでしょう。
そんなアニメ業界の中で唯一正社員率が高い職種は、制作進行です。正社員ということは、労働基準法を守る必要がありますので例え周りのアニメーターたちが昼夜逆転して働いて作画枚数によっては低賃金になっていたとしても、制作進行は関係なく固定給の場合が多いですし、労働時間などは法に守られています。労働法によると、週1日以上の休日が義務づけられていますので、これが守られていない会社は違法と言えますが、他社で通常取っている週休2日制はあくまで企業側が1日おまけして休みを増やしているだけであって必ずのものではありませんので、他社と比較してブラックだと嘆くのは筋違いなので注意しましょう。
現在、ラクジョブでは正社員雇用で制作進行を募集している企業が複数あります。
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http://raku-job.jp/index.php?op=offer_detail&id=563300ae3ec0d0157&pos=0
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http://raku-job.jp/index.php?op=offer_detail&id=rj_687&pos=0
各社の諸条件と労働法をしっかり確認し、自らの働き方をイメージして臨んでみてください。