ゲーム制作に欠かせない背景

ゲーム制作で、世界観を構築するのに欠かせない「背景」。ゲームによって、また同じゲーム内でもフィールドや場面によって印象を変えてユーザーに視覚的な効果を最大限に見せる背景の力は、常に様々なゲームで大きな役割を担ってきました。ゲーム2D制作会社には、キャラクターデザイナーは多いものの背景デザイナーの数は少なく、本数が多く場面切り替えが多数あるスマートフォンのアプリ開発会社はゲームのテイストにあう背景を描ける会社を常に探してきました。「背景」と一口に言っても、森、近未来都市、学校、教会、縁日などなど、実際に風景として日本の社会に溢れているものから、未来のどこかの国の都市を表現した、描き手のアイディアによって作られるフィクションの背景まで幅広く、またそのテイストもリアル系なのか、デフォルメ調なのか、キラキラ演出エフェクトがついたようなものなのかなどキャラとゲームの仕様に合わせて描き分ける必要が出てきます。これを、キャラクターデザインのように背景絵師1人で描き分けるのはそうとう骨が折れる作業で、1名で1枚描くのにも、キャラクター絵より相対的に時間がかかります。

背景を効率よく枚数こなすには、手練れが数名必要

背景画をスマホアプリのリリースタイミングに合わせて複数用意するためには、効率よく発注をこなしていける外注先が必要です。個人に頼むのは負担が大きすぎ、時間もかかりすぎるのでオススメできません。また、イラスト会社に頼む際はサンプルの背景を誰がどのぐらいの時間をかけて描いたものなのかは必ず確認する必要があります。企画が立ち上がってから背景デザイナーに毎回コンセプトとテイストなどを伝えるのは骨が折れるので、大体のイメージから当て込みでサンプルで一番テイストが近いものを描けるデザイナーを指名するやり方が無難です。それでも、サンプルのレベルまでの描き込みを要求されると時間がかかるなどの場合や、ドンピシャの人が他案件に入っていて対応できない場合などもあるので注意が必要です。

背景をよどみなく納期に数枚、テイストに合ったものを用意しようと思うと、複数のテイストに対応できる数名のチームに投げるのが一番効率もよく他アプリを今後作成する際もつぶしの効く背景パートナーの探し方となります。

アニメ会社が狙い目！

上述の件を鑑みると、番組によってあらゆるテイストをトレースし、毎回のテレビ放送のためにあらゆる背景をこなしてきているアニメ会社の美術・背景チームに背景制作を依頼するのは、今後の背景パートナー探しの狙い目と言えるのではないでしょうか。アニメ背景はチームで動いています。原作もののアニメが多く放送されている昨今では、原作の世界観を動画で表現するために1クール13話分ぶれないコンセプト共有が成されています。その中でも、今期大人気だった「おそ松さん」では、昭和のキャラクターを現代風にアレンジし、6つ子の日常シーンの際はパステルカラー主体のキャラとなじみのいいシンプルな背景、アイドル風にキャラチェンジした際には華美な校舎にキラキラ要素たっぷりな背景へと、1話の中でもさまざまな演出手法が採られていたことが話題になりました。このように、絵の力で魅せることに関しては、アニメ会社はピカイチです。

6名の背景チームのご紹介

そんな中、いまご紹介可能な美術・背景スタッフ、主要6名を抱えるアニメ会社があります。株式会社ホットラインです。今までテレビシリーズのアニメや、遊技機、ゲームなど幅広く背景制作をこなしており、6名のうち4名が、ゲーム関連が主流のスタッフという構成なので、アニメ業界とゲーム業界の文化の違いなど、理解して制作に当たっていただけます。背景部分だけではなく例えば、キャライラスト+着彩+背景のパックでお請けすることも可能です。

テイストや工数によって1枚の単価は変更がありますので、詳しくはお問合せください。